少林寺三十六房

少林寺三十六房

今回は昔懐かしいカンフー映画をご紹介。名前は「少林寺三十六房」!
77年香港/監督:ラウ・カーリョン/出演:リュ−・チャ−フィ、ホワン・ユー、ロー・リエ他/カラー・117分
あらすじ:時は17世紀の中国。清朝の圧政に苦しむ主人公のリューと友達は、反乱の手引きをしたとして両親や学校の同窓生を皆殺しにされる。
命からがら逃げたリュ−は、その後少林寺に非難、そこで武術の訓練を受けて、仇であるティエン将軍に復讐するのである。
と、言うのが大まかなストーリー。
カンフー映画といえばブルース・リーの「燃えよドラゴンジャッキー・チェンの「酔拳リー・リンチェイの「少林寺」だが、あえてこの映画を選んだのは、昨年、そして今年公開された「キル・ビル」vol1とvol2に出演していたゴードン・リュ−ことリュ−・チャ−フィ主演だからである。
カンフー映画は大方ストーリーが破局しているものが多いが、この映画は意外と纏まっている方である。
しかしこの作品の面白いところはなんと言っても、少林寺にある三十五房の修行場で、主人公が鍛えていくシーン。
時にはバランス、時には腕力、時には頭突き、時には剣術と様々な訓練がめまぐるしく展開されるため、見ていてだれる事がない。
そしてやはり圧巻の格闘シーン。
マトリックス」や「チャーリーズ・エンジェル」等の映画と違い、本物の武術家が演じているので、技に本物のキレがある。
たまにはこういう、昔懐かしいカンフー映画も如何でしょう?