別に“プログレ強化月間”って訳じゃないんだが、今日はピンク・フロイドの狂気を聴いてみる。
心臓の鼓動の音から始る１曲目から、独特の世界観にどんどん引き込まれていく。
様々なエフェクトが重なる中時々聞こえてくる無気味な男の笑い声が印象的な「走り回って」や、様々な時計の音が鳴り響く「タイム」、チャリーンというコインの鳴る音とレジスターの音が面白い「マネー」など、１度聴いたら忘れられない曲ばかりだ。
そして、最後の「狂気日蝕」にて、再び心臓の音が鳴り響き、全ては終焉を迎える。
このアルバムがリリースされた当時、聴くものに大きな衝撃を与えたのも頷ける。
だって今聴いても。凄く斬新だもの。
