愛と平和と音楽と“幻想”の3日間

という事で、例によって例の如く、帰り際にいつもの物色をしてきた。
買ったのは「ウッド・ストック 愛と平和と音楽の3日間」
ワタクシのことをよく知っている人には説明不要だと思うが、大のロック・ファンである(それほど詳しいという訳でもないのだが…)。
そしてこれは、“ロックが最もロックらしかった”時代・60年代最後に行われた文字通り“夢の祭典”を収めたドキュメンタリーである。
時代は陰鬱な70年代へと移行していく中、この「ウッド・ストック」が、病めるアメリカに希望をもたらしたのは周知の事実。
そして、そのLove and Peaceというものが幻想に過ぎないと全てぶち壊したのが、かの有名な「オルタモントの悲劇」である事も、また周知の事実。
今もロックは生き残っている。しかし、反逆者たちの音楽である事を止めたとき、その瞬間、ロックは“死んだ”…