マッハ!!!!!!!!

マッハ!!!!!!!!

退屈な毎日を思いっきりぶっ飛ばしてぇッ!!
と、言う事で今回は予定を急遽変更して(本来は「ファントム・オブ・パラダイス」を紹介する予定だったが、次回に回す)この映画を紹介しよう。
マッハ!!!!!!!!」!!!!!!!!
2003年タイ/監督:プラッチャ−・ピンケーオ/出演:トニー・ジャー、ペットターイ・ウォンカムラオ、プマワーリー・ヨートガモン他/カラー、108分
あらすじ:盗まれた村の大切な仏像“オンバク”の首をムエタイを使って取り戻しに行く映画。
…えー、内容は以上です。
他の作品と違って、これはまだ新しいので、知っている人も多い事だろう。
話だけを見ると、てんで面白みの無いものなのだが、今回は一味違う。
散々宣伝していたので、知ってる人も多いだろうが、今回は
CGなし!
スタントなし!!
ワイヤーなし!!!
早回しなし!!!!
最強の格闘技、ムエタイを使う!!!!!!!!

とにかく、今までのアクション映画中最も“痛い”と感じる映画だろう。
特徴としては、とにかく肘と膝を使いまくる。もう、跳んでは肘、走っては膝、まわっては肘、落ちては膝と、これでもかッ!これでもかッ!!これでもかッ!!!これでもかッ!!!!!!!!と言う位多用する。
それから、ジャッキー・チェンの影響を強く受けたらしく、バンコク市内での逃走劇や、闇闘技場でのムエタイ・バトル、ラストの洞窟での決戦など「これが同じ人間なのか?」と疑いたくなるような超絶アクションのオンパレード。
とりようによっては「ジャッキーの二番煎じ」という取り方も出来なくはないが、アクション・シーンがCG合成やワイヤーで表現される事が常の今の映画で、まだこんない映画が作れるのかと、正直感激物である。
たまには、こういうゴテゴテのアクション映画も如何でしょう?