裏危機

あれから何度か「リレイヤー」を聴いている。
相変わらず2曲目「サウンド・チェイサー」と3曲目「トゥ・ビー・オーヴァー」は、良い曲だが何となくテク自慢みたいになっているような気がして(特に「サウンド・チェイサー」)、「同志」「シベリアン・カートゥル」のように「こいつは最高だ!!」と心から言えないのだが、1曲目「錯乱の扉」だけは違う。
特に、力強さを持ってくる前半部分、そして後半「スーン」に至るまでのインスト部分はたまらなく格好いい(なんかRPGのボス戦のBGMに聴こえなくもないのだがw)
しかし、全体の統一性は良いと思う。
やはり「危機」の方が俺の中では全てにおいて(テクという意味ではなく)勝っているが、これも「“裏”危機」という感じで、結構好きである。
しかし、いつも思うのだが、やっぱりジョンは良い声をしている。
一番新しいアルバムは試聴しただけで持ってはいないのだが、これを聴いて一体誰がこれを50過ぎのオッサンの声と判ろうか??(もうすぐ60だった気がするが…)