オーバーブラッド

バイオハザードと時を同じくして発売された3人称視点のアドベンチャーゲーム
実物は全然別物なのだが、やはりその操作性云々で結構比較されたりした。
で、操作性であるけど、これが結構悪かったりする(俺はそうでもないと思うんだが)。
まず、敵との戦闘はそれほど多くない(もともと謎解きの多いゲームだから)ので、それほど致命傷にもならないんだけど、敵を倒す際は素手か銃のどちらかを使う。しかしもちろん自動照準なんつーもんはない。
キャラクターの動きも結構コミカルチックで、真面目なんだかふざけてんだかわからない(といっても、製作者側は大まじめであるが)。
と、ここに一部の難点を挙げた。しかし、俺はこのゲーム大好きである。
もちろん、謎ときはそれほど難しくもないんだが、やはり“アドベンチャー”ということで謎解き(それも世界観にあったギミック)が主体である点。
次に、バイオハザードの時にさんざん思った「お前ら特殊部隊なら素手でも攻撃しろよッ!!」ということが解決されてる点。
ジャンプ、しゃがみなど、自由度の高いアクション。
そしてなんといっても、バイオなんかよりもよっぽどしっかりしたストーリーと雰囲気である。
相棒のロボットが死んでしまった時や、そのロボットが最後の最後で助けてくれた時、ラスボスの、ヒロインへの想いなど、物語としてよく出来てると思える部分が非常に多い。
アドベンチャーの黎明期だったため、それからバイオの後ということで結構な言われようだったけど、俺はこれ、大好きだよ。