トロイ

今日は友人とトロイを見返してみる。といっても友人はこれが初見なのだが…
それはいいとして、やはり感想は
「一人のボンクラが人ん家のかみさんを寝取ったために起こった愚かな戦争」ってな感じだった。
ただ、史劇スペクタクルとしては、まあまあな出来だったと思う。
マッチョマンのブラピは「俺がアキレス様だぁ〜〜〜!」って感じで画面狭しと暴れまわってたし、ピーター・オトゥールは「アラビアのロレンス」(DVD持ってるにも拘らずいまだ未見)のときほど若くないが(当たり前だ)、貫禄は増していると思う。パリスことオーリーは、LOTRの時は多くの女性の心を射止めた(であろう)非常にカッコいい役回りだったのに、ものすご〜くヘたれな役回りでちょ〜っと可哀想かな〜なんて思った。しかし、最後はレゴラスの片鱗を見せて名誉挽回か?
見所はやはり後半のアキレスとヘクトルの一騎打ち。
このシーンはなかなか見ごたえがあるが、やはり本気の闘いというよりは見せる(魅せる)闘いという印象が強い。あと、恐らく力量(技術)的には同等だと思うが、ヘクトルが負けた原因は腕力の差のように思えた。
結論としては、最近の史劇にしてはなかなか作りこんである映画だと思う。
ちなみに、↑の決闘シーンでアキレスが「ヘクトォォォォル!!!」と叫ぶシーン。
友人と話しながら見ていたのでもしかしたら数え間違えているかも知れないが、恐らく9回叫んでいる。