感染ルートは…

昨日に引き続き、話題(だったはず)の邦画特集。今日は「感染」
同時上映だった「予言」のほうは借りられなかったので、「感染」だけ。
「やれば出来るじゃん!日本!!」というのが正直な感想。
最近のジャパニーズホラーはみんな白塗り&長髪のお化けが支配していて、半ば「もういいよ」的になっていたのだが、今回は久しぶりにやってくれました。幽霊が出てこないホラー映画。
まあ、厳密に言えばホラーというよりはサスペンスにカテゴライズされるのだろうけど、そんな事はどうでも良い。
「サイレント・ヒル」に出てくるような老朽化した病院、足りない物資、ギクシャクした人間関係など、不条理さを演出する要素はバッチリ。そしてそこに広がる謎の奇病。
精神をやられそうな不快感から、スプラッタ的な恐怖へとシフトチェンジするあたりはなかなか良い。
だけど、すこし、詰めが甘かったかな。見終わっても謎が残る部分もあるし、スッキリしない部分もちらほら。
だけど、個人的には久々の快作だと思う。