特急北極号

ポーラ・エクスプレスではない。“ポーラー”・エクスプレスである。
クリスマスにはちと早いけど、去年から見たかったので鑑賞。
フルCGアニメは今でこそ珍しくなく、ゲームキューブXBOXやらでとんでもなくリアルなムービーが山のように使用されている今となっては、さほど驚くほどでもない。
ただ、遠目から見れば、確かに実写のように見えるシーンもあったり、思わず目を見張るようなシーンもあったりする。
で、ストーリーの方は、見る前はマッタリと進むファンタジー(車両の中とか結構落ち着いた造りをしていて好きであった)かと思っていたのだが、いざ見てみるととんでもない。物凄いスピードで突き進むアクション・アドベンチャーであった。
所々のギミックは凄い。まるでジェット・コースターのようにレールを走っていくシーンとか、車両の上でスキーをやったりとか。しかしどうも一つ一つ独立したシーンを無理やりくっつけていったような、そんな感じを受けた。
しかし、最後のくだりは、なかなか良かった。
もうそろそろクリスマス、家族で、または友人で楽しく見るには、うってつけの映画だと思う。
それから、エルフになっても(やっぱり)シャウトしていた某キング・オブ・ロックンロール・バンドのボーカルに乾杯(ストラトを二人がかりで弾いていたのには笑った)。