奇談

前情報をあまり入れないでの鑑賞。
高度経済成長の真っ只中の1972年、閉鎖的な空間、昔ながらの日本家屋、話が進むにつれて深まる謎など、見ていてなかなか面白かった。
ただ、キリスト関連の用語が結構出てくるので、馴染みがなけりゃ辛いかもしれない。
それに、最後の方にはやたら話が壮大になるのも、どうなのかなぁ。まあ原作がそうなのだろうからどうこう言おうと仕方のないことなのだろうけど。
それから、ホラーの要素が少し強いせいか、いきなり「ドン」という音と共に手が動いたりと、びっくりする描写も少々。また、死体の描写も結構痛々しい。
役者の方では、やっぱりアベちゃんにつきるw
この人本当にこういう役合ってるなw
CGが使われている事はすこしガッカリだったけど、見ていてなかなか面白い作品だった。
最後に、“はなれ”を撮影したフィルムがまるで呪いのビデオのようであったw