ロシアより音符を込めて?

出先でCDショップに立ち寄る機会があったので、第九とラフマニノフの第三番のCDを買ってきた。
ベートーヴェン 交響曲第九番《合唱》」カラヤン/ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
ラフマニノフ ピアノ協奏曲第2・3番」ラフマニノフ
前者は普門館でのライヴ音源、後者は自作自演。
第九の方は今度聴く事にして、とりあえず第三番だけ聴いてみた。
ご存知の通り、この曲は映画「シャイン」で主人公のデイビッド・へルフゴットが演奏する曲であり、世界一難しい曲として紹介されているものである。
本当に世界一かどうかは判らんが、恐ろしいほどに技巧的な曲という事は、一度聴けばわかる事である。
しかし、単に技巧的なだけではなくて、曲としての構成の美しさも、やはり素晴らしいものがあると思う。
録音された年代が古いこともあって、音質は確かに良くない。しかし、それ以上に曲から溢れ出すエネルギーはすさまじいものがある。
この録音版はカットされている部分があるらしく、また譜面に忠実に従っていない(まあ自分の気分で変えてるんだから当たり前だけど)というので、今度、譜面通りの演奏も聴いてみようと思う(どれだかわかんねーけど…)。