ダニー・ザ・ドッグ

という事で、ようやく見ることができた。
設定云々で言うと、何故にダニーは小さい頃の記憶がないんだとか、あそこまで強いのか?という事が挙げられるのだけど、まあそこは今更突っ込んでsも仕方がない。
恐らく、小さい頃の恐ろしい体験が記憶に蓋をしたとか、元々潜在能力が高かった、くらいの事なんだろう。
で、物語のほうは、その実あんまり期待していなかったので、意外と楽しむ事ができた。
ジェット・リーモーガン・フリーマンとの心の交流や、次第に人間の心を取り戻していく過程などはなかなか良かったと思う。
アクションについては、今回はカンフーではないのでなんだか格闘というよりもただの殴り合いにしか見えない場面もあるのだが、見ごたえはある。
特に後半の似非空手家?との便所バトルは凄まじかった。達人の域になるとあんな狭い場所でも上段回し蹴りが放てるものなんだろうか?
あとは、ボブ・ホスキンスがやたらと強いというかしぶといというか、明らかに死んでるはずなのに後のシーンでピンピンして出てくるっつーのは、一体どーゆー事なんでしょーか?
まあ、そこは笑って流すとして、格闘シーンはそれほど多い、というわけではないけど、迫力はあるし、ストーリーもなかなか面白いので、見て損はない作品なのではないだろうか?