ナショナル・トレジャー

という事で、やんなきゃいけないことそっちのけで見た。
宝探しものの映画って舞台は大体ジャングルだとか砂漠だとかだけど、今回は博物館めぐりのような内容で、ちょっと斬新。
それでも、骸骨とか蜘蛛の巣とか地下深くの洞窟とか、基本アイテムは押さえてある。
前半のハイライトとも言うべき独立宣言書を盗み出すシーンも、泥棒映画のような楽しみがあって良い。
しかし、危機の陥り方とか、謎の解き方とかがなんかあっさりしてるのはマイナスかな。
で、今回のキーワード「フリーメイスン
日本だと悪の秘密結社だとか悪魔崇拝だとかいろんな事(というかよく判らんこと)言われてるけど(以前、カーネルおじさんがメイスンだったといったら「頭に666って書いて立ってのか」とかバカみたいな事を言われて笑われた事がある。しらべりゃわかる事なのにね)そんな大それた団体ではなく、会員同士の相互扶助等を目的とした単なる社交クラブのようなものである(そもそも百科事典にも英語辞典に載ってる上にHPまで持ってるのに“秘密結社”って…)。
アメリカ建国の父たちもメイスンだったのは事実だけれども、起源がテンプル騎士団というのはあくまでも一説に過ぎないので悪しからず。
ということで、フリーメイスンの名を聞いて壮大な陰謀を想像した人は期待しないように。