終結させる者

と、言うわけで今回は今夜がテレビ初放映となる「ターミネーター3」を見返してみる。
さて、前作に当たるT1、T2は皆さんご存知アクション/SFの金字塔。これらの作品をオールタイム・ベストに挙げている人も多いことと思う(現に我が友人呂布もT2をベストの1つに挙げている)。
で、前作でてっきり終結したかに思えたストーリーが、実は「先に延びただけなのよ〜ん」と言う事で進んでいくのが本作である。
劇場で見たときはあまりにも勢いで進んでいく感があるので、あまり好きにはなれなかったが、今回改めて見てみると、意外と見られるものであることに気付く。
確かに、ストーリーが1作目や2作目に比べ早足で過ぎていき、少し薄っぺらいものに感じられるが、時たま考えさせられる事などがある(特にラスト)。
それに、やはり前半のカーチェイスや、後半のシュワちゃんとターミねーちゃんとの戦いも、迫力があり見ごたえがある。
また、シュワちゃんが例によってかけるサングラスや、「この手に言いな」などのそこはかとない笑いの要素も入っているのでなかなか楽しませてくれる。
しかし、あれだね、やっぱり敵のターミねーちゃんが、1の重量感たっぷりのシュワちゃんや2のスマートなロブ・パトリックと比べるとちょっと迫力不足だね。
それに、内蔵機能やプラズマ・カノンなどの搭載武器はすごいけど、ちょっと打たれ強さはT-1000の方が上に思えるね。
総合的な感想としては、やっぱり1や2には劣るけど、それなりには楽しめる作品という感じである。
しかしあれだね、やっぱりシュワちゃんは皮ジャンがすごく似合うねw