アビエイター

さて、久々にこちらに帰ってきているわが映画友人呂布がそろそろ東京に帰るというので、今日は東京に帰る前に何か見ようということになり、「アビエイター」を見に行ってきた。
さすがに、久々のオレ様映画レオ様の映画ということで、結構混んでると予想していたのだが…
見てる人少なッ!!
いや、だってアンタ、俺ら合わせて10人ちょっとくらいしかいなかったよ。しかも始めは俺ら2人だけかと思うくらい少なかったよ!
まあ、一応平日ですからね。休日になれば混むのでしょう。あえてそう云う事にしておこうw
で、内容のほうだが、前半の部分などは、自身の映画「地獄の天使」を撮るために奮闘するというもので、MGMやユニバーサル、デミル(セシル・B・デミル)などの名前も出てくるので、内輪劇のような楽しさがある。
中盤以降は、自分の理想の飛行機を造るという夢に没頭し、失墜、そして再び立ち直り夢に向かっていく姿を描いており、飛行機操縦のシーンや公聴会のシーンはなかなか見せてくれる。
さて、主演のレオ様であるが、アカデミー賞は取れなかったにせよ、なかなか役に入り込んでいると思う。
ギルバート・グレイプ」でも知的障害者という難しい役どころに挑戦していたが、その時よりも更に役作りには磨きがかかっていると思う。
他の役者についても、イアン・ホルムジュード・ロウウィレム・デフォーなどの名優揃いなので、なかなか見ごたえがある。
ただ、少々テーマに一貫性がないようにも思えるのと、最後の締めがイマイチな気がするのが少し痛いところであろうか。
しかし、それでもなかなか面白い作品ではあると思うので、レオ様ファンもそうでない方も充実した3時間弱を送れると思う。
最後に、これを見て「地獄の天使」「暗黒街の顔役」「ならず者」を一層見てみたくなった。