かくれんぼ/暗闇のかくれんぼ

「時間があれば…」とか言っておきながら、ちゃっかり公開初日に行ってきたりする。今日は「ハイド・アンド・シーク/暗闇のかくれんぼ」。
見る前は「どーせ女の子版「シックス・センス」なんだろうよ」と思っていたのだが、見終わった後、俺の予想は見事に外れた(アタクシの予想はテンであたらないねw)。ホラーでなく、サスペンスなのである(まあ、「シックス・センス」もホラーとは思っていないのだが)。
で、いつも大体ここでは褒めてばかりなので、たまにゃあ貶してみちゃったりなんかしようと思う。
まず、恐がらせる手法として、大音響を用いているのだが、はっきり言って恐くも何ともない。五月蝿くてウザいだけである。
それに、致命的なものとして脚本が挙げられるが、ああいうオチにするのは別にいい。しかし、いきなりそんなこと言われても劇中でそうなった理由が説明されていない以上、驚けといわれても無理である。観客を驚かせるのならもう少し筋の通ったものにしてもらいたいものだ。
設定云々とか、デ・ニーロ、ダコタちゃんの演技はなかなか良い分、脚本とかそう云う点がイマイチなので、非常に勿体無い作品であると思う。