ニコラス刑事再び活躍

ということで、「ナショナル・トレジャー2」
いや〜、前作は中々面白かった。危機を脱する描写などが結構あっさりしてたり、あれよあれよといううちにラストまで到達してしまうことにはしてしまうのだが、冒険活劇+泥棒サスペンスという異色の組み合わせはなかなか斬新で良かった。
で、今回なのだが…
まあ、確かに、面白いことは面白いのだが、さすがに2作目ともなると斬新さは失われていくし、結構あっけなくストーリーが進んでいく。
「え・もうラストダンジョン!?」というように、あっさりと終盤までなだれ込み、緊張という緊張をあまり感じずに終わってしまう。
ところどころ笑えるネタは仕込まれているのだが、やはり前作が面白かった所以と云えば、冒険活劇と云ったらジャングル、洞窟、秘境という概念を覆し、博物館などを舞台にしたことが決め手であったわけで、何度も言うがやはり同じものは2度は通用しないというのが世の常と云うものを改めて感じさせてくれる。