史上最低の映画

ついに見てしまった。
どんなに、最低といわれようと、ここまでストーリーがなく、山もなく、意味もない映画はないだろうね。
そう、「死霊の盆踊り」である。
ストーリー
夜の墓地を訪れたカップルが闇の帝王にとっつかまり、延々と裸踊りを見せられる。
以上。
このあらすじ、全然かいつまんでない。本当にストーリーこれだけなのだよ。
自称、闇の帝王の映画の説明、そして夜に墓場に行くカップルの映像が冒頭10分弱流れた後、延々裸踊りが1時間20分弱も続くのだ。
まあ、綺麗なおねぃさんが艶めかしい踊りを披露してくれうrのなら、まだ楽しみがいもあるってもんだが、そんなに世の中甘くない。よくわからない音楽とともに、何か勘違いした人たちに「一番イケてるって思う踊りを披露してね(はぁと)」みたいな踊りが続く。
しかも、一人の持ち時間約10分ほど。
やっと音楽がフェイドアウトした!!と思ったらまだ続いてやがったりと、もうあいた口がふさがらない。
特に冒頭、火に魂をささげた女とかが踊るシーンアンドは、アフリカの民族音楽勘違いバージョンみたいなのがながれ、途中「エンヤホ〜」とかいうよくわからない、まるで呪詛のような掛け声も入っている。
これを見た時は「こんなのを残り1時間以上も見続けなければならないのかッ!!?」と相当げんなりした。
映画の作りも実に面白い。
車内の映像は真っ暗なのに、外の映像に切り替わると思いっきり昼間だったり、
事故ったはずなのに、次のシーンでは車がなかったり、闇の帝王がこちらに話しかけている時、目線があさっての方向を向いていたり…というか、カンペを読んでるんだけどね!
カップルが連中に捕まって、やばいころさせるにげよーとか言ってる割には全然危機感がなく、姉ちゃんが踊ってる最中はただボー然と突っ立って見ていたり
とちゅう、一応ストーリーが動きそうになって、彼女が自称、闇の女王に殺されそうになるんだけど、無意味に来ている服をはだけさせるんだよ。まあ、そこは、あえて濡れ場を作ったんだろうけど、闇の帝王に、「まだ早い」といわれると、なぜかせっかく脱がせかけた服をまた着せるんだ。
…お前、何がやりたい??
また、ラスト、やっと彼女を殺すお許しが出たのだけど、そこで闇の女王は無意味に踊り始める
もう、無理やり時間引き延ばしてるとしか思えねぇ。
いやぁすごいすごい。というか、映画が始まって、一時停止を押さないまま軽く1時間以上トイレに行ったり、寝オチしてラスト近くで目が覚めてもストーリーがつながる映画なんてそうそうないよ。
まあね、いろいろと変なこと書いたけど、まだこういう映画ならいっぱいあると思うよ。
でもね、カンペをめくる音が入り込んでる映画なんて、初めて見たよ俺…。