怨霊の森

やっぱり好きな俳優が出てるとそれだけで見なければならないっていう使命感がわいてくる。
それがたとえハズレの映画だったとしてもだ。
というか、主人公じゃなくてもアッシュ(死霊のはらわた)ことブルース・キャンベル出演という時点で見なければいけないのだ。
ストーリー
ヘザーはごく普通の女の子。
思春期の特権というやつで、ちょっとお母ちゃんがムカつくから家に火をつけたりするんだけど、そこはやさしい両親。いとしいわが娘のためと森の中にある全寮制の学校に追いやる入学させる。
見るからにいじめられっこ体質の子と仲良くしたばっかりに、女の子グループのリーダー格の子に目をつけられ、“赤毛”という愛称をつけられて陰湿ないじめ一緒に遊んだりするなど、それなりに楽しい毎日を送っていた。
ある日、寮のベッドの中で、森の話を聞いたヘザー。
何でも、昔々、森から魔女あらわれて、学校を乗っ取ったんだそうだ。
そんな子供だましにはうんざりだぜと半ばスルーをしていたヘザーだったが、ある日、妙な夢を見る。
ついこの前授業中に自殺未遂をした女の子が、血だらけでベッドの上に座っているのだ。そして、おもむろに自分の手を切り…ギャーッ!!
と、ちょうどいいところで目のさめたヘザーだったが、このあと、いろんな事が起っていくのであった…。
…まあ、代替こんな感じ。というかごめん、正直順番とか内容違ってるw
予告編は結構よくできていて、見る前はなかなか面白そうに見えるんだけど、そこはこの手の作品の見せるマジック。いたって普通のホラー映画だった。
まあ、最後まで引っ張って結局全部夢オチでした〜ではなく、実は校長が魔女だった!!という点では、作品の趣旨を最後まで貫いているなと思ったね。
最後には、少ないながらもスプラッタ要素もあるし。
で、ブルース・キャンベルはと言えば、主人公の父ちゃん。
脇役だけれど、それなりに長く出ていましたよ。…と言っても冒頭と終盤くらいなんだけど。
ただ、魔女校長の魔術にかかりながらも最後には術が解け、娘を助けるために駆け付けたはいいものの敵の一体に斧で切りかかって致命傷を負わせるも、ぶっ飛ばされてそのままダウンというのは、往年の勇壮を見ている身としてはちょっとねぇw
まあ、死なないだけ良いんですけど。
あ、決して「サスペリア」に似てるなんて思っちゃダメっすよ。あそこまで観客を強引に引きずっていく勢いはありませんから。